わひょわひょMTG

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【ウォーブレ】後攻優遇と3/3組エラッタはユーザーの敗北ではないかという話

直近に日記で3/3とか許されるわけ無いだろ!! と手なりと勢いでああ書きましたが正直許されないカードだとは別に思っていません。
テンホウは後手(特に同型)で弱いですしサイコバトラーは中盤以降の扱いが難しいです。
それらを踏まえてもなお修正が入ったのは後手にメモリーが追加されたからでしょう。
後手一ターン目に3/3はマズイ、と。
それらの変更は一見妥当だ。先後手の数値が出ている以上はテコ入れが必要であるし、その結果明らかにバランスがおかしくなるであろうものが予見しうるのならば、そこも弄らなければいけない。

しかし、今回の先後手の調整に関して全てが開発者側のミスだったのかと問われたら僕はそうではないと考えます。


▼ 遍くTCGに及ぶ先手有利論がプレイヤーに与える影響

殆ど全てのTCGにおいて「先手が有利」というのは常識になっています。
先手は先にコストの重いカードをプレイでき、同コスト帯の戦闘を先に行うことが出来る。
一方後手の有利はカードを1枚多く引けることのみ(あえてのみ、と表現する)

多くのプレイヤーにとって先手の有利は説明しやすいし実感しやすい。見た目や盤面、ダメージとして解りやすく可視化されているからである。
一方後手の有利は説明しにくい(勿論カード巧者達はそう安易な思考を辿っているわけではないが)

つまり先手で強いデッキは作りやすく扱いやすいが後手で強い(強いとまでは言わないが安定して戦える)デッキは作りにくく扱いづらい、と考えられてもおかしくない。

こういった考え方、論調が膾炙した結果、本来想定された先後手の勝率よりも極端な結果を出すことに寄与しているのでは? と考えています。

▼ 「先手最強」の誘惑
先手でものすごく強いが後手になった途端ものすごく弱いカード。テンホウはまだマシですが毒銃士 ウェスタン、武装兵 レオあたりが顕著でしょうか。他にもいくつかありますがこれらのカードを多くデッキに採用すればするほど先手の勝率は上がり、後手の勝率は下がります。
勿論半分は後手を引くゲームでは余り良い選択肢には見えない(勿論先手9割後手4割とかなら問題ない)が現にこのようなデッキをよく見かける。
先手でブン回ると気持ちいい、楽に勝てる、時間がかからない。等々が理由でしょうか、それらと前述の先手有理論が合わさることで「先手で強いデッキ」の氾濫が起こっているのではないだろうか。
こうなっていくと環境には大量の「先手で強いデッキ」が溢れ、結果ミラーや同型が増え、当然のように先手の勝ちが増えていく。
それらは当然、先後手の勝率差という目に見えるデータとして出力されてしまう。
それらのデッキでプレイしているユーザーにしても先手では勝つけど後手では勝てないとの声を上げるようになる。

後手で戦えるデッキを組んでいないのだから後手で勝てないのは当然だ。しかし原因は外側に求められる。DTCGはルールの変更も容易だ。ルール変更の声が上がらないはずもない。

▼ 環境は開発ではなくユーザーが作っているということ
ユーザーの多くが現行のルール下の後手で勝つ努力を怠ってしまえば先手ゲーが蔓延するのは当然の帰結と行ったところだろう。
先手の竜の子テンホウ三コストの流れを捌くことを考えるよりも相手の回りに文句を言うほうが楽だからだ。
10戦やって8戦が後手だったせいで勝てないと言う方が楽だからだ。自分のデッキは悪くない。

話が逸れましたね。

まぁ簡単に言うと、「先手で強いデッキを使いながら後手で勝てないことを不満に思う声が多かった」ことが今回のルール変更につながってしまったのでは? と思うわけですよね。
それが結果として2/3/3の両カードのエラッタにつながってしまったと思うと残念ですね。

▼ 無駄話

後手で捌く手段にしても各国に存在していたとは思うので勿体無いなと思わなくもないです。
この辺も書きたいことは色々ありますが割愛。正直戦術系の話は最上位のウォーブレ巧者兄貴たちに遠く及ばないのであんまり言ってもしゃーねーなーとも思います。
今回の話だって上手い人から見たらひどく的はずれなことも言ってるでしょうしね。

それでも、それでも現状のウォーブレがタオシン先行ゲーではないと言いたかったんですよね。
それが伝わらないものだとしても間違っているものだと言われても。

▼ 最後
決して後攻が勝てないゲームではないはずなのに、大多数のユーザーが先行ゲーの論調を覆せずに今回のルール変更を招いた事。
これは開発のミスかもしれませんがユーザーの敗北だとも思います。

乱文・乱筆失礼致しました